あそちゃんの白血病闘病記

2019年9月30日に発覚した、慢性リンパ性白血病の闘病記です。

慢性リンパ性白血病闘病記27(コロナ憎し)

昨日は月1回の診察日。

結果は血液検査の値もあまり変化なく落ち着いているので、今後は2ヶ月に1回の診察ということになりました。

あら、それも嬉しいような、残念なような。担当医のT先生とお話してると結構楽しいんだよな(笑)

さて、医大病院に行ってみると雰囲気が何やら違っていました。入り口にはサーモグラフィの設置中。

そして待合ロビーのソファーには人がすごく少ない。採血室には待つ人もなく、ほぼスルーで採血終了。

血液検査の結果が出るまで約1時間。医大の中のコンビニも品数が少なくなっています。注文制限してるのかな?併設のスタバも休業中のようです。

そして2階の内科外来の廊下の待合いスペースは、こんな感じです。

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いつもは椅子に人がいっぱい座って順番を待っているのですが、ガラガラです。

約1時間待って、診察となりました。

「先生、なんだか患者さんが少ないですね。セーブしてるんですか」

「それもあるんですけど、それよりも患者さんが来院を控えているんです」

「なんか病院内の状況も変わりましたか?」

「骨髄移植が出来なくて困っています。移植にあたっては、ドナーがコロナに感染していないことが今は第一条件なのですけど、検査体制は整っていないし、ドナーが都会の人だったりすると移動が出来ないしで、今は骨髄移植手術が止まっているような状態です」

「それは大変ですね。命に関わりますよね」

「そうなんです。それに医局の中でもお互いがなるべく無駄な会話をしないようにということで、なんだか殺伐としています。食事も向かい合わせでは食べないようにしてますし、座る時も距離を置いて座るようにしています。私たち医療従事者がコロナに感染したら大変困りますからね」

医療現場も大変である。

私の仕事も日々、不特定多数の人と濃厚接触である。しばらく閉院すべきなのか、でも患者さんはやってくる。

歯が痛い、入れ歯が割れた、詰め物がとれて噛めない。

患者さん、ごっそり減りましたが、今のところ閉めるわけにもいかない。

コロナに感染したら怖いなあ。

こんな状況の中、フラフラと観光地に出かけたり、パチンコに興ずる連中には本当に腹が立つ。

皆さん、今は我慢です。外出は控えましょう。