あそちゃんの白血病闘病記

2019年9月30日に発覚した、慢性リンパ性白血病の闘病記です。

慢性リンパ性白血病闘病記18

年度末である。

今年の9月30日に大分医大(正確には大分大学医学部附属病院)の血液内科を受診して、慢性リンパ性白血病と診断された。

この3ヶ月は実に長い3ヶ月だった。

染色体異常があるかどうかの結果を待つ2週間。もし予後が悪いタイプであれば、場合によっては人生いよいよ終焉間近かとも思い悩んだ、この2週間が辛かった。

幸いにも染色体に異常はなかった。とりあえずはまだまだ私の人生は続くだろうという結果に安堵もしたが、それでも不安な日々だった。

(実際には、染色体に異常があっても生存率は年々上がってきている)

長崎で開催された、血液疾患の患者の会「つばさの会」のセミナーに参加して、不安は大きく取り除かれ、これから自分の病気ときちんと向き合って人生過ごしていこうという決意が出来た。

自分の病気をきちんと知るということがいかに大事であるかということを知らされた。

しかし、白血病の治療方法は日々進歩しているが、それでも誰でも治って普通に社会復帰出来るという訳でもない。闘病しながら、苦しみながら社会生活を続けている人がたくさんいるということも知ることが出来た。

そして、白血病と頑張って戦いながらも、残念ながら亡くなった人の話も聞いた。そんな方の話を聞くと本当に辛くなる。残された家族の苦悩はいかばかりだろう。

私はどうやら無事に来年を迎えられそうである。

これからの人生、楽しく悔いなく過ごしていこうと思う。

そして病気で苦しむ人の気持ちが少しわかったから、そういう人の何らかの力になれる機会があれば積極的に対処していこうと思う。

来年も、このブログ、お読みいただければ幸いです。来年もよろしくお願いします。