なんとなく流れていく日常に、自分が白血病であることをふと忘れてしまうようになる時がある。
これでいいのだ!
昨日の夜も、5キロのゆっくりランニング。そして帰ってきて筋トレのいつもと同じ運動やって、ちょっと疲れて眠りについた。
まあしかし、来月の14日は医大に診察に行く日である。採血されて結果を知らされる。その結果にいちいち反応して、がっくりしたり、ほっとしたりするのだろう。
そうすると私の日常はやっぱり健常者とは違ってしまったのだなと自覚させられるのだろう。
こうやってブログに自分の闘病記を書くようになって、意外と身近な人が同じ白血病で闘病していたことを知らされたり、様々な病気と闘っている人の話を聞くようになった。病気と闘っているのは私だけではない。自分ももっと強くならないといかんなと思う。
さて、今は終末期には緩和ケアが進んで、苦しむことなく、そして心を平静に保ちながら亡くなることも可能になった。
私の母が亡くなって、もうすぐ40年になる。
母の最期は可哀想だった。ガンが全身に転移して腹水がたまり、苦しみながら血を吐いて意識を失って亡くなった。亡くなる数日前に個室で自分の姉に語ったという
「姉さん、私はもうダメなんじゃね。もっと生きたかった。苦しいね」
母は心の平静さを保って亡くなっていっただろうか?
いつも疑問に思う。母のような最期は迎えたくないなあ。