あそちゃんの白血病闘病記

2019年9月30日に発覚した、慢性リンパ性白血病の闘病記です。

慢性リンパ性白血病闘病記3

勢いでどんどんと闘病記を書いています。17日までの経過を書いて、一応はまた何かあればブログを更新していくつもりです。

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さて17日になった。一人で午後から行くつもりだったが、お母ちゃんも一緒に行くという。家にいても落ち着かないという。

2時少し前に医大に着いた。受付を済ませて採血をして結果が出るまでしばし待つ。

約1時間経って、診察室に呼ばれた。

麻生さん。現状を説明しますね。白血球は少し増加しています。これは経過を見ていきます。それから染色体の異常は認められませんでした。私もそれは良かったなと安心しています。

肩の力が抜けた。良かった。じゃあとりあえずは大変な治療にはならないようである。

それからこの間のCTの結果ですが、これです。

顎下部、浅頸部、縦隔、両側腋窩に扁平な形状の軽度肥大したリンパ節が散在します。腹部、骨盤部リンパ節、鼠径リンパ節に明らかな腫大リンパ節は認めません。明らかな肝腫大は認めません。軽度の脾腫を認めます。副脾も認めます。

軽度のリンパの腫れが認められ、脾腫もある。ということは少し白血病の症状が現れているということである。

先生の説明では、これからこのリンパの腫れがどう移行するを観察していき、そしてしばらくしたらまたCT。いずれPET検査も行って臓器の癌化の状態を観察していく。場合によっては抗がん剤などの服薬で症状を抑えていくという。

ということは私の白血病はもう数年前には発病していて、自覚症状がないままゆるやかに経過しているということなのだろう。

次回もし都合が付けば、ご家族の方にも病気のことを説明したいと思うのですが?

今日実は、妻も来ています。それでは呼んできます。

診察室を出てみると、お母ちゃんが心配そうに待っていた。

先生が呼んでるよ。病気の説明をしたいって。

お母ちゃんは、染色体に異常があり、治療が大変になるから診察室に呼ばれたのだと思って、ガックリとしてドキドキしたそうである。

現状の説明を、お母ちゃんも受けて、そして染色体に異常がなかったことを知ってホッとしたようだった。

思い切って先生に自分の余命のことを聞いてみた。そしてこの病気で最後は死ぬのかも。

これからきちんと定期的に通院してもらえば、10年、いやもっと長く生きていけるでしょう。ただ免疫力は落ちていきますから、風邪をひきやすくなったり、帯状疱疹になったりしてくるでしょう。亡くなるとしたら白血病ではなく、他の臓器の癌や、あるいは別のことで最期ということになるでしょう。

説明を受けて、少し安心したような、これからの覚悟を約束させられたような気分になった。

慢性リンパ性白血病はゆるやかに進行していく血液のガン。自分がそんな病気になるとは全く思っていなかった。だがなってしまったものは仕方がない。少々覚悟も出来た。これから頑張って闘病していこう。

お母ちゃんは言った。

私も頑張るから、一緒に頑張ろうよ!

ありがたい。感謝である。お母ちゃんがいてくれて良かった。