あそちゃんの白血病闘病記

2019年9月30日に発覚した、慢性リンパ性白血病の闘病記です。

慢性リンパ性白血病闘病記25(リヒター症候群)

今日は月1回の医大の受診日だった。

2時少し前に着いて、まずは採血、そして半年に1回のCTの撮影。

撮影後は待合室スペースの人だかりを避けて病院内のコンビニでコーヒーを買って、店の横にある広いイートインスペースでしばしくつろぐ。

3時前に待合室スペースへ移動すると周りの人はほとんどマスクをしている。

1m以上の距離を取って長椅子に座る。

ほどなく呼ばれて診察となった。

結果は、白血球の値が少し上がっていたが、これはまあ許容範囲である。そしてCTの読影結果がきちんと出るのは1週間後なので次回来院時に詳しく説明。コレステロールは少しまた上がっていたので週3日服薬を5日に増やすということで本日は終了。

ただ、担当医の先生とも話をしたのだが、悪魔のリヒターくんがいつやってくるかはわからない。やってくるのは慢性リンパ性白血病の人の1割くらい。

リヒターくんというのはリヒター症候群のことである。

以下はその説明

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リヒター症候群とは、それまで緩徐な経過をたどっていた慢性リンパ性白血病(CLL)が突如、増大速度を増して活動性が急劇に高まり、月単位や週単位で悪性度が高まっていく状態で、いわばCLLのギアチェンジで発症する状態です。発熱や体重減少などの症状に伴い、リンパ節腫大や肝腫大、脾腫大が著しく進行し、腫瘍細胞の大型化とCD20陽性化などが特徴的な所見です。

多くは、最も多い悪性リンパ腫であるびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)に移行しますが、まれにホジキンリンパ腫(HL)やリンパ芽球性リンパ腫に移行することも報告されています。リヒター症候群を発症する割合は約1割と推計されています。

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リヒター症候群になってしまうと、治療が非常に大変である。生存率もグッと下がってしまうから、この世との付き合いもかなり短縮されてしまう。

この1割にはなんとしてもなりたくはないけれど、かからないように逃れる方法というのはない。

当たったら仕方ないのよね。

そういう、リヒターくんのことがいつも頭をよぎりながら、私は生きているのです。そしてこれからも生きていく。

いやだよねえ・・・・・